AJAPE 2代目会長アルベルト・パラシオス パヴロフスキー博士からのメッセージ(任期2003年から2020年)
私は1985年に日本政府の奨学金で来日し、2021年5月にペルーに帰国しました。2002年に当時町田市で開催されていたイベントに参加したことをきっかけにAJAPE(当時APEJA)の会員として関わり始めました。
当初、私は当時の AJAPE が実践する活動の真の推進者であった中西格氏、崎原アウグスト氏と高橋悦子氏のサポートを受けながら、AJAPE の会長職を遂行しました。
AJAPEは、高橋夫妻を中心としたご尽力のおかげで東京都から特定非営利活動法人の認定を受けました。これにより、当協会 はその後のさまざまな活動のために資金援助を受ける可能性が開かれました。
AJAPEは主に教育分野での支援を実践する団体となりました。 当協会は、日本の学校におけるラテン系の児童生徒を対象とした学習支援(土曜日)、日本人を対象としたスペイン語教室、高校受験の補習授業、大学受験の指導を中心に活動を実践してきました。また、私たちは同胞が日本語能力試験を受験できる試験対策クラスも開きました。会長に就いてしばらくは町田市でも文化的なイベントを開催していました。しかし、利用会員の減少と組織運営への負担もあり当協会が主催するよりもペルー伝統舞踊団体を支援する形式に変更しました。
私の代で主に日本で生まれ教育を受けた新しい世代に当協会の方向性を引き継ぐことになりました。彼らはAJAPEに新しい方向性と気運をもたらしてくれると確信しています。
2023 年 6 月 11 日、リマ
アルベルト・パラシオス パヴロフスキー
工学博士